YUKEMURI SOUND #04 @ CDR

DJ CARP、J.A.G.U.A.R.、Nachu、トーニャハーディングの
4人で共作しているDJ MIX

ゆけむりサウンド Vol.4
100枚限定

2014年10月19日(日)
綱島温泉湯会~なつそらゆね~より頒布開始

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■セットリスト
http://yukemurisound.com/setlist4
※パスワード:CDに封入のライナーノーツ下部に記載

 

 

 

 

 

sample


 

 

 

 

 

cdr


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time
 

 
 

01. J.A.G.U.A.R. / 00:00-21:03

02. トーニャハーディング / 21:03-39:29

03. CARP / 39:29-59:18

04. Nachu / 59:18-77:04


 
 
 
 
 
 

process
 

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liner
 

 

ライナーノーツ ゆけむりSOUND vol.4

2010年の秋。初めて「綱島温泉・東京園」に足を踏み入れたときの衝撃は、今でも鮮明に覚えている。今でこそこの光景を当たり前のように感じているが、余計な装飾など施さない無造作で広い庭、自由に持ち込まれる酒や飯、宇宙船内を想起させる円形の大宴会場、そしてそのステージで繰り広げられる爆音カラオケ合戦、流れる音楽とは別次元のBPMで踏まれるステップ・・・等々、ひょっとして死後の世界に迷い込んだのじゃないかと錯覚するほどクラクラした。そして何よりショックだったのは、ここ東京園が「社交場」としての機能を保持し続けていること。ステージ上を見ると、ここ確か温泉だよな?と疑うようなおめかしをした妙齢の男女たちが、壇上で社交ダンスを繰り広げている。毎日のように通う常連客を中心とした「宴会場」を軸にした交流が、平日も週末も関係なく、脈々と紡がれてきているという光景を目の当たりにしたこの日、僕は魂を完全に持っていかれてしまった。日本に生まれ育った人なら誰しもが感じる郷愁のイメージを持ちながら、一度も体験したことの無い場所。綱島温泉は、人が最後にたどり着くニルヴァーナであった。

ちょうどこの年の夏、生まれてから20数年間住み続けた札幌を離れ、僕は横浜に居を構えた。地元で一度は就職したものの、音楽フェスに関わって生きていきたいという火種が心にくすぶり続け、仕事もコネも金も力も無い、素っ裸の状態で上京したての頃。地方出身者にとっての「東京」という概念は、おそらくナチュラルボーンでの東京在住者とは若干違った意味を持つように感じる。くるりの『東京』やブラッドサースティブッチャーズの『12月』のような、返る場所ではない、戦いの場としての東京。やりたいことを成さねば。そこで出会ったのが「綱島温泉・東京園」である。横浜にあるのに「東京園」。記号としての東京を冠している、憧憬と正体不明の懐かしさが入り交じったこの場所に出会ったときから、綱島の先人たちからこの場所をお借りして、僕たち世代の宴会を作ろう、と心に誓った。この直前、上京したての真っ暗闇のなか「音泉温楽」プロデューサーの鶴田との出会いがあり、彼のイベントに対するヴィジョン、温泉×音楽の宴会のコンセプトが自分の行先を照らしてくれた。さらに二年後「東京歌謡曲ナイト」とこれまた東京を冠したイベントをオーガナイズするDJ CARPとの出会いがあり、綱島の先人達のスタイルもクロスオーヴァーする今の「綱島温泉湯会」の形が出来上がっていった。

かつて戦前は温泉街として隆盛を誇った綱島。旅館や温泉施設が廃業していく中、一件残った東京園はこの地で創業から60年以上も営業を続けてきたという。100年後も、「綱島温泉・東京園」が「綱島温泉・東京園」であらんことを願う。

我々はこれからも、全国各地の温泉地で、新たな遊びを続けていく。
ゆけむりDJsの紡ぐ、この『ゆけむりサウンド』は、そんなユルくて強い意思を鳴らしてくれている。

NPO法人YUKAI 理事
音泉温楽/湯会ディレクター
外山健太郎

WE ARE ゆけむりDJs . JAPANESE MUSIC ONLY MIX